暴力団に「暴力は控えろ」とたしなめられる?
――高市発言の極端さ――

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冒頭の写真は、ウォール・ストリート・ジャーナルのウェブサイトのヘッドラインです。台湾の問題について、高市総理に「音量を低くしろ」とトランプ大統領がアドバイスをしたそうです。
これを読んでの私の感想ですが、比喩を使った方が分り易いのでそうします。
暴力を手段にして、自分たちの目的を達成することが常套手段である暴力団に、「暴力を控えろ」と言われたと喩えれば、ピッタリなのではないでしょうか?
トランプ大統領と暴力団は違うというクレームが付くかもしれません。でもトランプ大統領の言動は、言いたい放題やりたい放題の、しかもアメリカという、暴力団などとは比べることさえできないような強大な権力と軍事力を背景にしてるのですから、暴力団以上に暴力に依拠しての言動だとさえ言っても間違いではないとも考えられます。
そんな存在から、「発言の音量を控えろ」、つまりもう少し抑制の効いた言い方をしろと言われるのは、ある意味、高市発言が暴力団以上に暴力的な表現だったことの証明になるのではないでしょうか?
どの線を超えたら戦争するぞという定義を事細かにすることにそれほどの大きな利益があるのでしょうか。実際に戦争を仕掛ける場合にはあるのかもしれません。
しかし、戦争をしない、戦争を付けるという方向を探るのであれば、その正反対の道を探るべきでしょう。どんな努力をすれば、国と国との間の考え方の違い、そして場合によっては価値観の違いを乗り越えた友好的な関係を作れるのかについての具体策を議論する方が世界を平和にする上で役立つのではないでしょうか。
皆様にとって、きょう一日が素晴らしい24時間になりますよう!
[2025/11/28 人間イライザ]
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