ヒロシマの心を世界に [春宵十話]

核のない平和な未来を創るために

#TACOに気付いた #ウォール・ストリート ―― #その先も問題です――

#TACOに気付いた #ウォール・ストリート

―― #その先も問題です――

250601

こちらの #チキンは幸せそうですが

 

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しばらくお休みを頂いていましたが、ブログへの投稿を再開しました。今後不定期になる可能性もありますが、そして横道に逸れないよう注意しつつ続けられればと思っています。今回は、本題に戻ってトランプとハーバードなのですが、トランプを理解する上で、「TACO」という言葉が重要だという点を取り上げます。。

 

《「TACO」に激怒したトランプ》

アメリカの月刊誌『The Atlantic』の記者デイビッド・グラハムさんの記事の紹介です。

テーマはTACO、タコです。これはトランプ・オールウィズ・チキンズ・アウトを略したものですが、意味は「トランプはいつも(怖くなって)逃げてしまう」です。それがトランプ政治の特徴だということを、トランプ大統領の1期目中の2018年に、グラハムさんがアトランティック誌で披露しています。

簡単にまとめてしまうと、抽象的なレベルでは、トランプ大統領が強硬なことを言っているけれども、実際に具体的レベルでそれを実行する段階になるとチキン・アウトしてしまうということです。繰り返しになりますが、ニュアンスとしてチキン・アウトと言うのは、怖くなって逃げてしまう、そして卑怯者という意味も加味されています。でも結局は逃げてしまうという意味です。それが1回目のトランプのトランプ政権の政治の特徴を捉えていたということです。

そして2期目になって、アメリカの経済界――それはウォール・ストリート・ジャーナル(WSJと略します)という経済紙の論調に代表されているとグラハムさんは感じているようですが――は、トランプ大統領に近付くことで少しでも自分たちに取って有利な政策を取って貰おうと頑張ってきたけれど、結局トランプ政治の本質に気付き始めたという観察をしています。WSJへの批判にもなっているのですが、その点が重要なのは今後のトランプの意思決定にWSJの方針が影響力を持っているからです。

グラハムさんの記事によると、先日のホワイトハウスの記者会見である記者がこの点についてトランプ大統領に質問をしたそうです。つまり、あなたは強そうなことを言っているけれども、実際には具体的なレベルでは逃げ出すことが多かったんじゃないかというような内容の質問です。

それに対してトランプ大統領は激怒して、俺は絶対に逃げた事は無いと断言したというのです。

それはそれで良いのですが、グラムさんはその結果を心配しています。それは、トランプ大統領自身にもそうですし、アメリカの国民にとっても最悪なシナリオが起きてしまう可能性があるという指摘です。

《最悪のシナリオもあり得る

そのシナリオとは、自分は卑怯者ではない、自分は逃げ出さないということを示すために、トランプ大統領自身が、冷静であれば止めたであろう意思決定に走ってしまうというものです。つまり、逃げ出すというように捉えられるかもしれない、しかし、より合理的な選択を捨てて、最悪の選択をしてしまうということです。

最初のうちは経済界も、そして投資家たちもそれをトランプの強がりと見て、そのうちに収まるだろうと考えてしまうかもしれません。つまり、「TACO」というシナリオに従ってトランプ大統領の決定を見てしまうかもしれないけれども、やがてそれが、トランプ大統領の本心であることに気付く時が来るだろうというのです。となると、そこで大パニックが起きて、株の大暴落が起き、その結果がとんでもない経済的破綻につながるかもしれないのです。

力を持った為政者の、予測不可能なそして何の根拠もないような理由で、世界が経済恐慌に陥る可能性があるというのが、現状です。危険極まりないことですので、どこかで誰かがストップを掛けなくてはならないはずなのですが、そうは簡単に行かないのがもどかしい限りです。

さて、これほど暗い可能性があるということを頭に置きつつ、ハーバード大学の問題に戻りたいと思います。

 

皆様にとって、きょう一日が素晴らしい24時間になりますよう!

[2025/6/2    人間イライザ]

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