ヒロシマの心を世界に [春宵十話]

核のない平和な未来を創るために

講演の最後を歌で ――その時々に必然性がありました――

講演の最後を歌で

――その時々に必然性がありました――

Community of Christのホームページから

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このブログで先日報告したように、宮城9条の会主催の講演会の最後に、美空ひばりの「1本の鉛筆」を歌いました。講演の前日に、「希望の見つけ方」という宿題を出されたので、その延長線上で歌うことになったのですが、私たちの心のどこかに灯されている希望の灯を育てて行く上で、少しはお役に立てたのではないかと思っています。

実は講演の中で歌を歌ったのは、今回だけではありません。私が覚えている限り、これで3回目です。

最初は2012年の7月、新英語教育研究会での講演でした。タイトルは「世界の平和と英語教育」でした。アメリカに住んでいたころ、この研究会の機関紙にアメリカ社会のホットなトピックを寄稿していた御縁でした。

この講演の直前に、私が参加したいくつかの国際会議で歌を歌った講師が何人かいたことが影響しているのですが、会議のないで歌が大事な役割を果たしていたことをお話ししました。誰もが知っている歌で、参加者全員で英語の歌詞を歌いました。

新英研の講演のテーマ「英語と平和」を取り上げると、私の場合、自分の人生のかなりの部分が関わって来てしまいますのが、子ども時代から始まって、アメリカでの生活、日本に戻ってからの市民運動や政治の世界での格闘などにも触れることになりました。最後にそれをまとめてフランク・シナトラの「My Way」を歌いました。

「マイウェイ」は、「私の道」という意味です。お金とか地位とか力とかではなく、自らの信念に従って生きてきた、そのことに悔いは無いと歌い上げる楽曲ですが、参加者の皆さんは英語の先生がほとんどでしたので、歌詞の意味も理解して頂けました。思い通りに歌うことができましたし、私の伝えたかったこともしっかり受け止めて頂けたと思っています。

そしてもう一つは同じ年の10月なのですが、アメリカのミズーリ州インデペンデンスという都市のでの「Community of Christ Peace Award」の授賞式でした。

Community of Christはリベラルなキリスト教会で、日本では「復元イエス・キリスト教会」として知られています。毎年、平和や人権、特に貧困とか女性に対する差別や人種差別等々の様々な団体や個人を顕彰しています。

ここでも結局、私がどのように被爆者や原水禁運動に関わるようになったのか等、それまでの人生を語ることになりました。自分の人生を振り返るとき、キリスト教徒ではない私も、世界の平和や一人一人の人間の人生が何か大きな恩寵・原理といったものに守られていると感じることが多いのですが、その気持を歌で表すとすると、讃美歌の「Amazing Grace」なってしまいます。

1999年、ハーグで開かれた、国際市民平和会議「ハーグ平和アピール1999」では、参加者の一人、歌手のジュディー・コリンズさんと一緒にこの歌を歌いました。その時の気持を伝え、コミュニティー・オブ・クライストを中心に活動されている皆さんへの賛同と敬意を表すことが目的でした。

 

「趣味は何ですか」と聞かれて、「音楽」という言葉が自然に出てきますので、講演の中で歌を歌ってしまうのは、私の趣味の押し付けなのかもしれません。でも、改めて考えてみると、核兵器の問題や世界平和の問題について活動をするのも、私の「趣味」だと言われてしまえばそうも考えられますので、趣味を押し付けている点では、講演そのものと同一線上にあると考えることも可能です。

でも、もし思いが叶うのであれば、話をする講演のために招かれるのではなく、「歌を歌って下さい」と、どこかの誰かから頼まれたらこんなに素晴らしい事はないのですが。

 

皆様にとって、きょう一日が素晴らしい24時間になりますよう!

[2025/11/12   人間イライザ]

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