国連で帽子が没収されました
――国会では折り鶴が没収されました――

没収された「No Nukes」の帽子
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ニューヨークでのNPT再検討会議が始まりました。その様子は原水禁のウェブページにアップされていますので、そちらでもお読み頂ければと思います。
私の発言する機会もありましたので、その原稿をアップロードしようと思っていたのですが、あまりにも長すぎます。また別のところでお読み頂けるようチャンスを作りたいと思いますが、このブログでは、少し話題性のあるエピソードなどをいくつかお届けできればと思います。
今日は国連の建物の中に入るときのちょっとしたトラブルです。このところネットで注文をした「No Nukes」という文字入りのもの、そして「2045 Abolition」という文字の入った野球帽を被っています。少しでも皆さんに関心を持ってもらえればという位の気持ちです。
ところが、国連の建物に入るセキュリティーチェックで引っ掛かりました。帽子を脱いで通れというのはそれなりに分かるのですが、その帽子の刺繍「No Nukes」は政治的メッセージだから、それを被って国連内に入ることは許さないのだそうです。
ということで、帽子は没収されました。でもちょっと理不尽な感じもします。

核兵器禁止条約ができて、既に発効していますので、国際法的には核兵器は禁止されています。「No Nukes」という言葉は、まさに核兵器の禁止を意味しているのですから、国連も採択し、国際的にも効力を持っている条約の内容の表記に過ぎません。それは政治的メッセージではないはずです。
とは言え、そこで言い争いをしても時間の無駄ですし、ましてや2、 3日経ったら日本に帰るのですから、訴訟を起こす訳にも行きません。帽子はセキュリティの人たちに渡して、「B」という刺繍のあるボストン・レッドソックスの帽子を被って中に入りました。
そう言えば36年前、初当選して初めて国会に入ろうとしたときに、被爆者の皆さんから頂いた「千羽鶴」を持って国会内に入ることはできないと守衛に言われて没収されたことがありました。後に、そんな規則はなかったことが分かったのですが、権力を持つ人たちはどこでも同じような行動を取るのですね。
ところが、ここはニューヨークです。あちこちから「ボストンの帽子じゃなくて、ニューヨークの帽子を被れ」という声が聞こえてきました。こっちの反響の方が大きかった、というちょっとした驚きでした。
皆様にとって今日一日が、良き日になることをお祈り致します。
[2026/4/27 人間イライザ]
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