今日は、昨日に続き1月27日に開催された「広島県原水禁第87回理事総会」と「第4回原水禁学校」について報告します。
広島県原水禁は、毎年1月27日に「広島県原水禁理事総会」を開催し、昨年一年間の活動の総括と新年度の活動方針を決めます。土曜日の今年は、昼の「ネバダ・デー座り込み」を終えて、午後2時から自治労会館で来賓に連合広島の久光会長をお招きし「第87回理事総会」を開催しました。
昨年の活動については、このブログでも紹介していますので、2018年度の特徴的な活動方第針をここでは掲載します。
第1は、「核兵器禁止条約」の批准に向けて、特に日本政府の核政策を変えさせる運動を強化することです。そのために、国会議員への働きかけや県内自治体議会で批准に向けての決議を採択させることです。そのためにも被爆者団体から提起されている「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶署名」を積極的に取り組むことも決めました。
第2は、2018年「原水禁学校」を開催し、若い人たちへの運動を継承する努力を続けることです。
第3は、昨年2月に広島地裁に提訴した「被爆二世への国家補償と援護」を求める被爆二世裁判への支援を強化することです。
第4は、安倍政権が進めようとしている「憲法改悪」を許さない活動を多団体と協力して、原水禁としても強化することです。
もちろん、これまで取り組んできた様々な課題を今年も強化することは当然です。
最後に「理事総会決議」を採択し、終了しました。
「第87回理事総会」終了後、第4回原水禁学校が始まりました。
今回の講師は、県原水禁常任理事で原発はゴメンダヒロシマ市民の会代表の木原省治さんで、テーマは「エネルギー基本計画と脱原発」でした。
いくつか印象に残ったことを記します。
その一つは、木原さんは、脱原発運動に関わることになったきっかけです。
1978年、初めて訪れたアメリカで、交流した各地の市民団体の人たちから「ヒロシマ・ナガサキデーを、原発の施設前で非暴力運動として行っている」と言われたことが、原発問題と関わるきっかけとなり、その年の10月に「原発はゴメンダヒロシマ市民の会」を結成し、脱原発の活動を開始したということです。何よりその行動力のすばらしさに脱帽です。
二つ目は、「電力供給は過剰な状況が続いている」ことを、中国電力が作成している資料から具体的に、説明されたことです。ここ最近非常に厳しい寒さが続き、ニュース番組などでは「節電」を呼びかけていますが、それでも十分すぎるほど電力は供給されているとのことです。島根3号機も上関原発も全く必要がないことが数字をもって示されました。
三つめは、今回のテーマでもある「エネルギー基本計画」への私たちの態度です。昨年から、「エネルギー基本計画」の見直し論議が始まり、今年には新たな「基本計画」が策定されることになりますが、「原発をベースロード電源」とする現在の基本計画を「骨格を変えないまま」では、当然済みそうにない状況にあることを「①核燃料サイクルの破たん②安全対策費の高騰と福島原発事故処理の見通しが立たない③実効ある避難計画が立たない」ことなどを具体的数字も含めて問題提起されました。
そして私たちの運動によって新「エネルギー基本計画」で「新増設はしない」ことを明記させれば、島根原発3号機は運転できず、上関原発計画も断念させることができることが強調されました。
今回の講演は、参加者40名にとっても「ストン」と気持ちの中に納まる中味で、今後の私たちの運動の大きな力となる内容でした。
次回第5回原水禁学校は、2月9日に講師:足立修一弁護士、テーマ「被爆二世裁判の意義と課題」で実施します。
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