日本が何をしたいのか
――核兵器の廃絶ではいけませんか――

核廃絶を掲げて世界の中心で咲き誇ろう
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高市内閣の謳い文句の一つですが、私が引用したのは少し不正確でした。正しくは「世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す」でした。
と聞いても、かつての日本外交で「世界の真ん中で咲き誇る」ような場面があったのかどうか記憶が定かではありません。でも今後そのような日本外交を展開することは可能だと思います。
幸いなことに、トランプ大統領が27日には訪日するとのことですし、28日には日米首脳会談が行われるようです。日本で行われる会談ですから、それこそ日本を真ん中にして、日本が咲き誇る場面を作らなくてはいけませんよね。
そんな期待に沿うと考える人もいるのかもしれませんが、アメリカの言うままに防衛費をGDPの2%まで前倒しで増やすなんて言ったところで、それは「世界の真ん中で咲き誇る」と言うよりは、アメリカの言うなりに喜々として金を出す属国であることを世界中にPRすることになり兼ねません。
ではどうすれば良いのか。世界的に問題になっていることの一つはロシアのウクライナ侵攻ですが、停戦が実現するかどうか大変微妙な時期に来ているようです。また、アメリカの方を見ると、ロシアとの間のスタート条約、戦略兵器削減条約の失効期限が迫っており、トランプ大統領は9月の国連の演説でこの条約をについての交渉を行うと言明しています。ロシアも正式の延長の前の一時期に、一時的な延長を認める姿勢のようですので、何とか交渉の場を作って新々スタート条約交渉が始まることを期待しています。
またトランプ大統領は、他の機会にも核兵器をこれ以上増やすことについては、積極的な発言をしていませんので、訪日という絶好の機会に、日本が何をやりたい国なのか、高市総理大臣にしっかり発信して貰いたいものです。
それは核廃絶の推進です。日本のできる世界的貢献としては、核兵器の廃絶実現運動のリーダーとして核保有国の首脳たちを説得することを第一に掲げるべきでしょう。折角トランプ大統領が日本に来るのですから、この機会に一人で、あるいは別の機会を捉えてプーチン大統領とともに広島を訪問したらどうかと提案してみたらどうでしょうか。被爆者の話を聞き資料館を見て貰う提案です。
ロシアはウクライナとの停戦をするにあたり、内向きにもそして世界に対しても何らかの口実が必要になってきているように見えます。内向きには、ウクライナのドネツク州の割譲を求めています。それをウクライナもNATOも認めることはあり得ないでしょう。アメリカは経済的圧力を強める作戦のようですが、その効果が出るにはさらなる時間が必要になるはずです。
膠着状態が続きウクライナの側の焦りも深刻になってきているように見えます。それとロシアの理不尽さが重なって、核兵器の使用に結び付いてもおかしくはありません。膠着状態を解消し停戦を実現するためには、別次元からのアイデアが必要です。その別次元が「ヒロシマ・ナガサキ」です。
米ロ両首脳が広島を訪れることから展望が開かれるはずです。広島での経験を元にした核兵器についての新しい方針を創ろうと両首脳が少しでも動けば、世界はそれを歓迎します。
何度もこのブログでも発信してきましたが、広島には特別の力があり、また世界に対する責任もあります。「唯一の戦争被爆国」を標榜する日本政府にも当然、その責任があるのです。
米ロの首脳は、津の広島に触れることで、核兵器は絶対に使ってはいけないことを改めて感じるはずです。日本国首脳はその場に居合わせるのですから、そう感じるように促さなくてはなりません。それはこれまでもこのブログで強調し続けてきました。ここでは2022年の2月と、23年の5月の記事をお読み頂ければと思います。(リンクは、別のタブを開くようクリックして下さい)
米ロが広島で、世界の核保有に向けて核の先制不使用を呼び掛けることになるよう、それが「日本のしたいことなのだ」と日本の首相は発信すべきなのです。それはウクライナの戦争を停戦に導く上での別次元の世界観を開くことにつながるはずです。そのきっかけ作りに「ヒロシマ」を使って貰うのです。
トランプ大統領はノーベル平和賞が欲しいようですけれども、彼とプーチン大統領を動かし、世界の核状況を変える上での貴重な貢献をすれば、それこそ「世界の中心で花咲く日本の外交」の成果であり、ノーベル平和賞委員会も、こちらから欲しいと言わなくてもその功績を認めることになると思います。
皆様にとって、きょう一日が素晴らしい24時間になりますよう!
[2025/10/26 人間イライザ]
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