高市総理、声紋鑑定を使わないのは何故ですか?
――国家情報局では、情報収集が難しくなりそうです――

技術の初歩さえ分らない人にAI政策を任せて良いのか
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《有料の情報はいらない――高市総理の決定》
高市総理大臣の秘書や関係者が誹謗中傷をしたかどうかが問題にされています。国会での答弁中、高市総理が頑なに主張してきた点を取り上げたいと思います。2つとも国政に直接関係がありますので、重要です。
問題になっているのは、文芸春秋が公開したZoomミーティングに高市総理の秘書が参加していたかどうかという点です。以下、秘書と略します。
高市総理は最初のうち、文春の公開した音声を聞くには、有料会員にならなくてはいけない、でも自分は会員になる気はないので音声は聞けない、と主張していました。文春から、「お金を払わなくても聞いて貰って構わない」という趣旨のOKが出たらしく、その後、音声は聞いたようですね。
でも、「お金を払ってまで音声を聞く必要はない」という主張は引っ込めていません。そしてこれは、高市早苗という一個人の密かな決意ではなく、一国の総理大臣が国権の最高機関である国会で表明した方針です。国家としての決定です。
そこで、私たちとの関係です。高市政権は、国家情報局の設置を決め、国の内外からの様々な情報を収集し、それを一元的に活用するという方針を採用しました。心配されるのは、集められる情報の中に私たちの個人情報や、人権に関わる情報も含まれる可能性です。
でも高市総理の「お金を払ってまで音声を聞く必要はない」という国家方針で、それかかなり和らげられます。私たちの個人情報は、すべて「有料化」すれば良いのです。特に、公的機関に対しては高額のアクセス料を取ることにしたらどうでしょう。これで個人情報は守れるではありませんか。
《「違和感」は声紋で解消できる》
第二点は、その後、高市理は音声の録音を聞いたけれども、違和感がある等の理由を上げて、それが秘書本人の声であるのかどうかについては言明を避けています。
しかしながら、人間が耳で聞いて、それが誰の声であるのかを判定するよりは、はるかに正確な方法があります。それは声紋鑑定です。
裁判でも声紋鑑定は広く使われています。指紋による本人の同定に続いて、確実な判定の仕方だそうです。
本人ではないことをハッキリと確定したいというのが、高市総理の立場ですよね。自分も秘書も、問題とされている人物には会ったことがないと言っているのですから。だったら、なぜ声紋鑑定によって、「秘書」だと言われている人物の声は、秘書の声ではないといういうことをハッキリ示せば良いではありませんか。
AIを国の政策の中心におき、多額の予算を付けてこれを進めようとしている政府、そしてそれに協力して野党もAI利用には前向きですが、技術としてはそれよりはるかに初歩的な声紋鑑定という、しかも信頼度が高い技術を使わないのか、私には全く理解できません。
声紋の鑑定という技術についてこんなレベルの理解しかない人たちが、AIの方針を決め、そして多額の予算を使うこと、しかも一歩誤れば、その人たちは戦争や核兵器の使用までAIに任せてしまいそうな議論さえしているのです。まずは技術についての初歩的なところから学習してほしいと思うのですが、如何でしょうか。
そしてその第一歩は、文春の音声を声紋鑑定にかけて秘書の音声との比較を行い、同一人物かどうかを、科学的に判断することです。
皆様にとって、今日という一日が良き日になりますよう、祈っております。
[2026/6/8 人間イライザ]
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