「汝、殺すなかれ」、なかんずく「子どもを殺すなかれ」
――胸が痛む南丹市の事件――

戦争で子どもを殺戮することなど、許されるはずがありません
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京都府南丹市で子どもと思われる遺体が発見されたとの報道にショックを受けています。胸が痛みます。そして御霊安かれと祈っています。
少し冷静に考えると、こんなに大きな衝撃を受けたのは、2月28日のイスラエルとアメリカの攻撃で亡くなった168人の子どもたちの記憶が強く残っているからかもしれません。無謀かつ非人道的な戦争で、イラン南部のミナブの女子小学校の生徒たちがなぜ殺されなくてはならなかったのか、そしてそれが「誤爆」だという声明を出して、アメリカもイスラエルも責任がないかのような顔をしてしまって良いのか、疑問は残り悲しみと怒りが癒えることはありません。
それ以前から、ガザやウクライナの多くの子どもたちも犠牲になっています。それは私自身が2歳半の時に千葉市で体験した空襲の恐ろしさに重なります。
嘆くだけではなく、改めて大人の責任も確認しておきましょう。私たち大人一人一人が、子どもの命と幸せを最優先しなくてはならないのです。それを様々な場で確認することも必要です。家庭で学校で、そして社会全体で。そして戦争をしないことで。
私は2005年の平和宣言の中で、そんな思いを何とか伝えたいと考えていました。
その主旋律は、「こんな思いを、他(ほか)の誰(だれ)にもさせてはならない」という被爆者の声であり、宗教や法律が揃(そろ)って説く「汝(なんじ)殺すなかれ」です。未来世代への責務として、私たちはこの真理を、なかんずく「子どもを殺すなかれ」を、国家や宗教を超える人類最優先の公理として確立する必要があります。9年前の国際司法裁判所の勧告的意見はそのための大切な一歩です。また主権国家の意思として、この真理を永久に採用した日本国憲法は、21世紀の世界を導く道標(みちしるべ)です。
まだショックから立ち直れませんので、言葉は抽象的になりますが繰り返します。子どもを殺してはならないのです。
御冥福をお祈り致します。
[2026/4/14 人間イライザ]
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