ヒロシマの心を世界に [春宵十話]

核のない平和な未来を創るために

大人の政治 ――次の総理大臣は鈴木俊一だ――

大人の政治

――次の総理大臣は鈴木俊一だ――

鈴木俊一 

(首相官邸, CC 表示 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=112303316による)

政治を子どもに任せてはいけない

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《鈴木幹事長の記者会見》

突然の解散や新党の結成、大阪の知事と市長の同時辞職等々、目まぐるしく変る日本の政治ですが、「党利党略」という言葉の、「党」を他の単語に変えた形で、社会のあらゆる面が黒い渦に巻き込まれているような感さえあります。

その中で気付いた毎日新聞の小さな記事ですが、実は日本の政治にもまだ希望が残っていることを示してくれているような気がします。

短いので、最初の部分だけで全てが尽きているのですが、自民党の鈴木幹事長の記者会見での言葉です。

自民党鈴木俊一幹事長は17日、盛岡市内の記者会見で「SNSを見ると、怒り狂って幹事長を辞めると書いてありましたが、そんなことはありません。温厚な鈴木俊一ですから、怒ったりしません」と笑顔で語った。

高市事総理大臣から衆議院解散について、事前には相談もされていなかったし、通知もなかったようです。毎日新聞の記事によれば、解散については報道を通じて知ることになった事実を淡々と述べています。

そして幹事長であるにもかかわらず、これほど粗末に扱われたことに怒り狂って幹事長を辞めるといった憶測が流れ、結構注目されていた事柄です。

それに対する鈴木幹事長の言葉は「しっかり受け止めて選挙戦に臨んで政治の安定を取り戻したい」です。

《大人と子どもは違う》

その言葉を聞いて、日本の政治の本来あるべき姿と現状とを画する言葉が頭に浮かびました。それは鈴木幹事長の発言が「大人」の言葉だということです。

「大人」という言葉が出てきた理由の1つは、今の日本の政治、そしてトランプに代表される世界の政治の惨状を見て、私がずっとどう表現すれば良いのか迷っていた言葉が頭に浮かんだからです。

大人に対する言葉は子どもです。英語の方がより的確だと思うのですが、「チャイルディッシュ(childish)」です。「子どもっぽい」ではちょっと優し過ぎる表現になってしまいます。

この点についてお断りしていますが、この項では「子ども」という言葉にはネガティブな意味を持たせています。それは、「大人」が本来果すべき役割を果していないことに警鐘を鳴らすためで、「子ども」という存在そのものを一言で規定して、子どもの権利を蔑ろにしたり子どもの役割や価値を全て否定しようとしている訳でもありません。例えば、「non-アダルト」というような言い方をした方が良いのかもしれませんが、分り易さという点から、「子ども」を使っています。御理解いただければ幸いです。

ここで言いたいのは、例えば、子どもには選挙権がなかったり、飲酒もできない、車の運転も許されない、という形で、「大人」と「子ども」には違いのあることが社会的には受け入れられている事実です。

そして結論から延べれば、政治とは大人が責任を持って行うこと運営することであり、子どもに政治を任せてはいけないということです。私は今まで、核兵器廃絶のために、あるいは被爆者援の抜本的改革について、憲法の遵守のため等に関わる市民運動に携わってきました。そして国会議員さらには広島市長という政治的立場での活動を通して経験してきたこと、そしてその中で大切にしてきたこと等は、私の価値観の根幹をなすものです。私の脳内にそして身体の中に埋め込まれている実体として存在しています。

そんな背景を持つ私が、鈴木幹事長の記者会見を通して気付いたのが、政治は大人の責任で動かさなくてはならないという簡単なこ事実です。その大人として、政治をどう動かすべきなのかという基本的な常識、良識と言っても良いのかもしれませんが、それを自らの身の処し方において見事に示してくれたのです。

《childishな政治》

政治の世界にフレッシュな顔振れが出てくることは大変勇気付けられる現象ではあります。今までは考えられなかったような方法で、新たな社会を創って行く、試行錯誤をしながらより良い未来、そしてその前には人類の生存を考えてくれることには勇気付けられます。

しかしそれは、何が何でもチャイルディッシュ、つまり成熟した大人としての要件を満たさないような、自己中心的な、浅はかなあるいは経験不足の、または近視眼的な、そして感情に駆られてしまう等々の政治を評価したり容認したりすることとは違うはずです。

「自己中心」をそのまま人間にしたようなアメリカ大統領トランプ、そのトランプと一緒にアメリカ兵の前で飛び跳ねる高校生レベルの表現をしてしまう日本の高市総理等を指している積りです。

私の言いたいことをまだ十分に言葉に転換できていないような気がしますが、一つだけ結論としてお伝えすることで、私のその中に込めた思いをお伝えできるかもしれません。

それは次の総理大臣は鈴木俊一が良いのではないかという考えです。大人の政治を始めるためです。

 

今年一年が皆様にとって良い年になりますよう、お祈り申し上げます。

[2026/1/19a    人間イライザ]

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