高市人気の背景
――理由は分りますが、中国関係の盲点は見えないらしい――

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《高市人気》
高市任期の高さが引き金になったのかもしれませんが、突然衆議院の解散総選挙の話題で日本中が沸いています。
つまり、解散をしても自民党と与党が大勝する見込みがあっての決定でしょうから、その背景にある高市人気に注目しなくてはなりません。。
そもそも、なぜそれほど高市総理には人気があるのでしょうか?特に若い人たちになぜ人気があるのか、ちょっと考えてみました。
一つには石破前総理との比較で、身なりがきちっとしていたり、女性にとってはそれなりのおしゃれの発信源になっているという面があると思います。外形に囚われるのは問題ですが、相対的に見て好感を持たれる立ち居振る舞いだということです。
また、全国民のお手本にすべきではないという点は強調しつつも、午前3時から仕事をすることも含めて、高い総理が一生懸命仕事をしているというメッセージは十分に伝わっているのではないでしょうか。勤勉な日本人にとって、これは大いなるプラスなのだと思います。
もう一つの理由は、夫である山本拓元議員への献身的なケアです。保守的な「男尊女卑」が看板になっている古い日本的な価値観から考えると、総理大臣になっても「夫に尽くす」という高市総理の姿勢は、保守的な家族観を持つ人たちからは大歓迎されているのではないでしょうか。そうではない人たちも、総理大臣という仕事をこなしながら夫君の拓氏のケアも疎かにしない姿勢は好ましく映るのではないかと思います。
かつての総理大臣で「言語明瞭意味不明」と言われた人がいますが、高市総理の場合は言葉がはっきりしていて、その意味もそれなりに十分に伝わってくるう点がやはり評価されているのではないかと思います。
《丹羽元中国大使》
しかしながら私、そして他にも多くの人たちが同じことを指摘していますけれども、今にも戦争を始めるぞといった好戦的な言動、あるいは夫婦別姓についての頑迷固陋な考え方や人権や平和の面などでの発言ははとても歓迎できるものではありません。
さらに問題なのは、日本社会一般の持つ中国観がかなり歪んでいることです。これまで中国との間では様々な危機が生じていますが、極論を言えば、その原因については全く無視をして、中国の日本に対するネガティブな行動を取り上げて、それにどう対応するのかということしか頭に浮かばない状況だとさえ言っても良いように思えます。
「存立危機事態」発言がその典型です。中国に対して看過できないような挑発をしてしまった訳ですが、その後の中国の言動についてが、あたかもゲームとしての日中対戦の如く扱われているではありませんか。
これが、日中関係を考える上での盲点になっているような気がします。
このような見方が広く共有されていないのが歯痒いのですが、最近亡くなられた丹羽宇一郎元中国大使は、全く同じことを尖閣諸島問題が起きてから言い続けています。
その元にあるのは、中国を日本の敵対的的な位置にある国と言ういわば対立的な枠組みの中でしか中国を捉えていないし、それが日本社会の常識になってしまっているということなのではないでしょうか
中国に居住している日本人がスパイとして拘束されたり、アジアの海域で中国軍が挑発的な行動を取ったりという事もちろん問題だと思いますし、それにどう対応するのかも重要です。
だからといって日本側が何の必要もない「存立危機事態」発言をしたり、両国が合意していた「棚上げ」を一方的に捨てて「国有化」することで、あえて中国の対日姿勢を硬化させる必要もないはずなのですが、この点についての「何故」を解き明かして下さる方の解説を心待ちにしています。
今年一年が皆様にとって良い年になりますよう、お祈り申し上げます。
[2026/1/14 人間イライザ]
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