フランク・カプリオ判事逝去
――「世界で一番親切な裁判官」だった――

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最近のアメリカ発信情報は、トランプ大統領と彼の気まぐればかりで、そのために世界が降り回され続けている感があります。でもアメリカ発の情報はそれだけではありません。
私のお薦めYouTubeサイトは、「Caught in Providence (プロビデンスで捕まった)」という、リアリティー・ショーです。アメリカの北東部にあるロードアイランド州の州都プロビデンス市の地方裁判所法廷での出来事を生のまま (恐らく編集はしてあるのだと思いますが) 放映している動画です。
主人公はその裁判所の裁判長フランク・カプリオという80歳を超えた裁判官です。地方の小さい都市の裁判所ですし、裁判所の性格からも、例えばスピード違反だとか駐車違反といった日常的な事件がこの法廷で裁かれます。
何より魅力的なのがカプリオ裁判長の人間的な優しさや、法律と人間社会との境界を弱い人の立場から調整する手腕の見事さです。アメリカでは、ニックネームの「世界で一番親切な裁判官」として知られていました。抽象的にお話しするよりも、一つの具体的ケースを御覧下さい。
被告は、96歳の男性で、「学校区域」での速度違反の廉で出廷しています。男性は「自分は96歳で、必要最小限の時しか運転をしない。それもゆっくりと運転している。そんなスピードは出していない」と説明します。
続いて彼の息子は63歳で癌に罹患していて、週に一度、血液検査のために病院に行かなくてはならず、そのために父親が運転していたことも分ります
カプリオ判事は、この事情に鑑みて交通違反の訴えを取り消します。
そのフランク・カプリオ判事が8月20日、膵臓がんで亡くなりました。2023年12月に罹患を公表し、その後の闘病についても様々なメディアが報道してくれていましたし、その間に多くの表彰や感謝の言葉がカプリオ判事に寄せられました。28日が葬儀だそうですが、近くに住んでいれば参列したい気持ちです。御冥福をお祈り致します。
皆様にとって、きょう一日が素晴らしい24時間になりますよう!
[2025/8/26 人間イライザ]
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