ヒロシマの心を世界に [春宵十話]

核のない平和な未来を創るために

#災害を #ネタにする? ――#今更ですが シリーズ 2――

#災害を #ネタにする?

――#今更ですが シリーズ 2――

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災害には被害者がいます。そして災害対策はチームワークです。

広島ブログ

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東京都知事選挙を巡って実に多種多様な人たちが、自分勝手な発言や表現をして自己アピール・他己アピールをしています。 (敢えて「自分勝手」と言わせて貰いますが、人間誰しも究極的には「自分勝手」だと考えることもできますので、それを前提にすると、ネガティブな意味だけにはならなくなります。「他己」もそれなりに使われています。)

政治の世界、それ以上に政治家の、あるいは選挙という環境を使ってのメリハリのなさに呆れています。醜悪とかスキャンダラスと言った言葉の方が適切かもしれません。誰かスカッとする候補の演説でも聞けば、爽やかな気持になれるのかもしれませんが、そのために上京するだけの余裕もありません。でも候補者の発言や発言拒否、選挙中の挙動について強く違和感を持った点がいくつかありますので、フラストレーションを溜めないために、ここで数点吐露させて頂きます。

このブログは、XにもURLを貼り付けて、より多くの皆さんの目に触れるよう努力していますので、自然に他の方の投稿にも触れる結果になっています。その中で、何人かの方がツイートされていた、2023928日の石丸伸ニ候補 (当時は安芸高田市) の臨時記者会見の様子にびっくりしました。

世代の違い、価値観の違い、政治観や政治家として拠って立つ基本的枠組みの違い等、いろいろ理由があると思うのですが、まずは皆さんも、昨年秋の彼の言い分を読んで下さい。テーマは、「台風接近中の千葉県でのトライアスロン大会出場」です。いきなり記者会見では分りにくいと思いますので、最初にWikiwandから概要を引用します。

2022917日から19日の3連休中に、大型台風14号が中国地方に接近する中で、石丸は18日に千葉県で開催されたトライアスロン大会に参加していた。広島県においても18日から20日にかけて、この台風14号は強風と観測史上最大を更新する記録的な雨量(広島県土木建築局の安芸太田支所所管内)により各地道路・住居に大きな被害を与え、床下浸水も安芸高田市では1件が確認されている

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クリックして頂くと、画像は大きくなります。他に文字化された会見中の発言が見つかりませんでしたので、「取材不足」さんのYouTube画像からコピーさせて頂きました。連絡方法も分りませんので、「取材不足」さん、もし不適切でしたらお知らせ下さい。削除します。文字化した部分は37分21秒くらいからです。

[なお、記者会見の動画そのものは、安芸高田市の公式ページに掲載されています。そちらを御覧になった方が分り易いかもしれませんので、埋め込んでおきます。]

 

ここで注目して頂きたいのは、「これはやっぱりネタになる」です。ネタの構成要素は、トライアスロンと台風、つまり災害です。

私のリアクションは、「災害をネタにするな!」でした。

 「ネタ」という言葉を、私たち世代では日常的に使わない人の方が多いかもしれませんので、その定義を、お浚いしておきましょう。これもWikiwandからです。·  タネ」の倒語

お笑い芸人さんたちが使う場合、「転じて、人に笑いを起こさせる事物・行動・要素」なのでしょうが、石丸記者会見では、「人に笑いを起こさせる」の代りに、「ネットで話題になり、(炎上する)」くらいでしょうか。

さて、元に戻って、私は、なぜ「災害をネタにするな」と反応してしまったのでしょうか。

まず、トライアスロンを考えましょう。それだけなら問題はないどころか、自分の住む町の市長がトライアスロンを趣味にしている!大会にも出ている!というだけで、多くの市民は「市長さん、すごい!」と称賛の声を上げることになった話題だったからです。それだけのインパクトのあるテーマです。

これだけでも立派な「ネタ」だと思うのは、「話題としてのレベル」が違うからでしょう。石丸候補が狙っていたのはそんな平凡な評価ではなく、「炎上」するような結果だったからでしょう。「炎上」にまで至ることを条件に加えましょう。

そのお手本になったのが、2019年の森田知事の災害時の炎上事件だったことを、石丸候補は自ら記者会見の中で述べています。森田知事の場合は、災害と帰宅とか散髪に行ったという災害時のプライベートな行動という組み合わせが問題にされました。

石丸候補の場合は、プライベートの方はトライアスロン、そして台風15号がちょうどその頃来襲するという予報があったという組み合わせです。

災害にトライアスロンという組み合わせがたまたま目の前にあったので、森田健作「師匠」のお手本を使って、それくらいの炎上が期待できると踏んだのでしょう。

「災害」が使える、と考えた訳も推測できます。組み合わせのもう一方が、例えば、「市役所主催のバーベキューを開きます」とでもいった、緊急性のないものだったら「1+1=2」にはならず、「1+0=1」という計算結果になるので、新たな定義の「ネタ」にはなりません。これも仮の話ですが、「災害」ではなく、何らかの補正予算案の協議という重大な予定が入っていたという状態だったとしても、延期も可能だということもあり、「ネタ」にはならなかったのではないでしょうか。

以下、私がなぜこんな違和感を持ったのかを説明しておきたいと考えています。老人の戯言ですが、市長として災害とどう関わってきたのかも交えながら、次回から何回かに分けてお届けします。

 

今日一日が皆さんにとって素晴らしい24時間になりますよう

[2024/6/28  人間イライザ]

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