アレクセイ・リュビモフ ピアノ リサイタル
――引退宣言を撤回して再度来日してくれました――
昨夜14日は、アレクセイ・リュビモフさんのピアノ リサイタルに行ってきました。廿日市のウッドワンさくらぴあが会場でした。
御存知の方も多いと思いますけれども、リヒテル亡き後「最後の巨匠」と呼ばれるピアニストです。それも、古典派のモーツァルトからロマン派の演奏は勿論、現代音楽まで広い範囲の楽曲に積極的に挑戦してきた芸術家です。
国境を越えての音楽活動と平和に対する思い入れの強い人で、特に広島にこだわって日本での演奏の機会があると常に広島で、という希望が出てきたそうです。
「自分の満足の行く演奏ができている内に引退したい」という気持から、一度は2019年に引退宣言をしたのですが、その後の世界情勢にいたたまれず、特に「ウクライナを広島、長崎に続く被爆地にしてはならない」という思いで、しかし「自分が今できることは演奏すること」と決めて、演奏活動を再開しています。(「アレクセイ・リュビモフ “No More HIROSHIMA”への想いを込め、シルヴェストロフを弾くために再び 東京 広島のステージに_ タワーレコード渋谷店にて特設コーナーも」(『シアターテインメントNEWS』 2023年4月15日閲覧))
今回の来日でも「今回は広島で弾きたい。広島の人であれば今迫る危機に声をあげてくれる。」と信じての、4月14日、廿日市さくらぴあでのリサイタル実現になりました。
演奏曲目の目玉は、リュビモフの盟友であり、ウクライナ出身のヴァレンティン・シルヴェストロフの作品でした。
そしてアンコールはシューマンの即興曲90番-2でした。その曲は2022年4月にシルヴェストロフの作品を含むリュビモフのコンサート中に、警察官が会場に入ってきて演奏を中止させようとしたとき、最後まで弾き切った楽曲でした。
(5分くらいから警官が登場します)
アンコールにはリュビモフの広島への強い思いが込められていたのです。私たちもそれに応えて行かなくてはなりません。
最後に今日一日、皆さんにとって、素晴らしい24時間でありますよう!
[2022/4/15 イライザ]
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