外国特派員協会での記者会見
――本質的な質問に答えることができました――
今日、3月17日の木曜日、11時から12まで、日本外国特派員協会で記者会見を開きました。参加者は、記者会見場には10名ほどの皆さんが来て下さいました。オンラインでは70名ほどだったとのことでしたので、かなりの方にメッセージが届きました。
外国特派員協会は、昨年の東京オリンピックの際にもお世話になりました。開催期間中の8月6日の8時15分に、参加者全体で黙祷をして欲しいとIOCに要請する署名運動を取り上げてくれたのです。まだコロナの蔓延が問題でしたので、Zoomでの会見でしたが、そのときにお世話になったスタッフの皆さんにも直接お礼をすることができました。
また今回は、Change.orgの広報担当者の方にも会場に来て頂き、何かあれば手伝って頂けるという安心感で、余裕を持って話をすることができました。また、2010年に広島市の主催で開いた「ノーベル平和賞受賞者サミット」の際に、広報の面で助けて貰い、その後もお付き合い頂いたイタリアのテレビ局の特派員にも、昨年のお礼と今年の開催意義について直接話ができて、有難い機会になりました。
会見前に会見通知のパネルの前で
会見の司会は、聖心女子大学教授のデービッド・マクニールさんでした。ジャーナリストとしても活躍されている方ですが私の紹介をして下さいました。
私の番になって、まずは署名運動の趣旨とこれまでの経緯を説明しました。
それから、いくつもの質問があったのですが、マスコミが集中的に取り上げている問題が中心になりました。
一つは、安倍元総理の「核共有」についてでした。これは、このブログの3月1日号で取り上げましたので、その内容を説明しました。
また、核兵器の危険性と原発が攻撃された場合の危険性との比較、そして日本の場合にはエネルギー需要の観点から危険であっても原発に頼る以外の可能性はないのではないかとの質問もありました。日本の場合、53基の原発があるのですが、確かに危険性は高く、その点だけを考えても脱原発が直ちに必要だと考えていることを述べましたが、直ちに廃炉にしてもそれで100%安全になるのではないことが問題です。そして、原発なしでもエネルギーの供給は可能であるという予測の存在することにも触れました。
バイデン大統領にも広島に来て貰うべきかという質問には、バイデン大統領だけではなく、全ての核保有国、そしてすべての国の首脳に広島・長崎を訪問して欲しいことを強調しました。特にアメリカの場合には、オバマ大統領が来てくれたからそれて全てではなく、これから何人も大統領が広島・長崎を訪問することで、日米間の関係が良くなり世界平和にも貢献することを指摘しました。
また、原爆投下によって日米100万もの人命が救われ戦争が早く終わったという歴史から、それが核抑止論の元にあるのではないかとの質問もありました。実は、戦争を終わらせるために原爆が必要だったというのは嘘で、終戦後広島・長崎を調べ、日本の国内状況も調査した、米国戦略爆撃調査団の結論は、アメリカ本土上陸は勿論、何もしなくても日本は11月までには降伏していたということだったという指摘をしました。
また仮に、本土上陸をしたとしてもアメリカ側で失われたであろう人命は、6万から7万だっただろうという歴史学者の研究のあることにも言及しました。
また、日本が欧米とは違う立場であるにもかかわらず、欧米特にアメリカに従属するような行動しか取っていないがそれで良いのか、日本独自の、例えば仲裁をするすることが必要なのではないか、という質問もありました。それには、全面的に賛成しますと、質問者に感謝しました。
ここまで書いてきて、喋ることが如何に楽なのかを痛感しています。自分で喋ったことであるにもかかわらず、それをこうして文字にするのにはずいぶん時間が掛かっています。
まだまだ素晴らしい質問があったのですが、後日、再現できればと思います。
[2022/3/18 イライザ]
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