一生、縁がないと思い込んでいましたが――
本格的な暑さの季節になり、冷たく美味しい水の有り難さを身に沁みて感じています。それも、二三日前から、水を飲む度に痛感するようになりました。浄水器を買ったからです。
実は、十数年前からもう一生、浄水器とは縁がないのだろうと思い込んでいました。それは、広島市の水道水がとても美味しいからです。広島市の水道は1898年(明治31年)に牛田の浄水場が竣工して以来、119年の歴史があります。その間、1945年の8月6日にも、職員の必死の努力で全市域の断水を避けることができました。その結果、「水道の歴史」
イコール 「不断水の歴史」という、正に市民サービスのお手本となる金字塔を打ち立てています。
広島の水道水は太田川から取っていますが、吉和に水源涵養林を確保するなどの努力もその一因になっているはずです。また、その美味しさについても、全国的に評価されています。毎年、フラワーフェスティバルには、「水のひろば」を開いて、冷水のサービスや利き水体験を通して、水の美味しさのアピールをしています。ここにその報告があります。
ゆるキャラ「じゃぐっちー」によるPRもかなり広まっていますし、じゃぐっちーが手にしている、500mlの水道水を詰めたボトル「飲んでみんさい!広島の水」も、10年ほど前から売られています。
広島市の水道水に対して水道局職員の抱く思いも強く、「広島の水道に浄水器を付ける必要はありません」という言葉は何回も聞かされました。事実、東京の水道水の不味さに辟易して広島に戻った時には、何杯も水を飲んでしまうほどでした。強く意識した訳ではありませんでしたが、浄水器とは縁がなくなったなぁ、と漠然とは感じていたように思います。
事情が変わったのは、広島市の外に引っ越したからです。美しい自然や田畑に囲まれ、空気は澄んで、夏でも平地よりは涼しい素晴らしいところです。Z級グルメを自認する私ですから気付かなくて当然なのですが、今年の春から夏、生活全般についての改善を少しずつ進めている中で水の話になりました。家人は、飲み物用の氷はスーパーやコンビニで買っていたのですが、その原因は水道水にありました。カルキ臭が強過ぎるということなのです。
水源は同じ太田川なのだと思いますが、その後の処理の仕方が違うのかもしれません。水道局のホームページには、安全面から考えて浄水器は必要ない、と書かれていますし、雑菌が繁殖する可能性についての言及もありましたが、物は試しで、浄水器を買いました。据え置き型で、フィルターは、直径10cm、高さ17cmの本体の方にあります。
写真を撮るために本体は動かしました。ホースが長いので調理等の邪魔にはなりません。
浄水と原水との使い分けも簡単です。
カルキ臭は消え、「美味しい」水が飲めるようになりました。これで、水のボトルも氷も買わなくて済みます。梅雨明け後は気象も安定して、これ以上の災害が起きないよう祈りつつ、夏の暑さを乗り切る上での力強い援軍に感謝しています。
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