私の宝物
――消しゴム付きの鉛筆との出会い――
皆さんは「鉛筆」という言葉で、どのようなイメージの「鉛筆」を頭に描くのでしょうか。手元にまだ使っていない鉛筆がありませんので、削った後の鉛筆の写真で代用します。典型的な鉛筆の形です。
注意して頂きたいのは、鉛筆はあくまで鉛筆であって、消しゴムは付いていないという点です。対照的にアメリカの鉛筆には消しゴムが付いています。アメリカでよく見る鉛筆と同じ形の鉛筆の写真です。
お尻(頭?)の部分には消しゴムが付いています。消しゴムにこだわるのは、アメリカでテストを受けた時に、試験官から「机の上には鉛筆以外の物を置かないこと」という指示があったからです。間違った答えを書いた時には当然、消しゴムが必要になりますので手を挙げて「消しゴムは駄目ですか」と聞きました。「消しゴムは鉛筆に付いているだろう」という答が返ってきましたので、「私の鉛筆には付いていないのですが。」と鉛筆を見せて消しゴムを置くことを許可して貰いました。その時初めて「アメリカの鉛筆には消しゴムが付いている」ことを認識したのです。
それから20年くらい経って、この標語を目にしました。ずっと大学のオフィスに飾っていましたが、鉛筆の削り方で、四つのタイプの人間を上手く表現しています。いろいろな人を観察しながら、「あの人はおそらく自分自身を、こんな感じで見ているのかなぁ---」と、少しデフォルメすることで自分自身もある程度客観視できるような気がします。
簡単に訳しておくと、「人間には四種類のタイプの人がいます」というタイトルで、その四つとは、一番上が
① 平均的な人
② 二番目は、何もしない人
③ 3番目は、決して間違いを犯さない人
④ そして最後が、間違えてばかりいる人
です。消しゴム付きの鉛筆で、こんなに面白く人間を描けるのが気に入って、「私の宝物」として常に身近で眺めて来ました。
どのくらい前になるのか覚えていませんが、シャープペンシルの性能が格段に良くなり、鉛筆を削るのも面倒だと思うようになった時から、鉛筆を使う機会が減りました。そして万年筆の魅力にも取り付かれていました。さらにパソコンで何でもするようにさえなりました。でもそろそろ、もう一度、丁寧に鉛筆を削って、消しやすい消しゴムを頼りに、ゆっくり文章を書く機会を増やしてみたいなぁとも考え始めています。
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