ヒロシマの心を世界に [春宵十話]

核のない平和な未来を創るために

Serendipity ――引っ越しの準備で意外な発見!!――


Serendipity

――引っ越しの準備で意外な発見!!――  

 

いよいよ引っ越しが佳境に入っています。そちらに時間を取られて、他の事に時間を割けませんので、引っ越しについての報告です。

 

家財道具等実際に移動するのは明日なのですが、その準備は数日掛けて行っています。今まで、前の引っ越しのときから全く手を付けていなかった階段下のスペースには、昔から撮り溜めていたビデオやCD-ROM、そしてアメリカ時代に買い集めたレコードまでしまってあったのですが、今回は再度、動かさなくてはなりません。

 

箱詰めになっているものの中身を一応調べて要らないものは捨てる積りでいたのですが、飛んでもないものが出てきました。スキャンスナップです。スキャナーの一種なのですが、例えばA4の紙なら50枚く連続して読み込んでくれる高速の連続スキャナーです。しかも読み取りの途中で追加の用紙を補給することもできます。名刺を読み込んでコンピュータで整理するためにも、本をばらして読み込ませて、PDFのファイルとして残す、いわゆる「自炊」もできる優れものです。

 

           

Photo

発見されたスキャンスナップ――本来なら読み取る名刺を入れる場所にパスピーを置いています

 

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発見されたスキャンスナップ――蓋を閉めたまま

 

前回の引っ越しの後、どうしても見付からず、かなり前に諦めていたものです。見付からなかった理由も分りました。スキャンスナップ用の箱は取っておいたのですが、私の指示が上手く伝わっていなくて、引っ越し業者さんが別の箱に入れて運んでしまったからです。入っていたのは、「AFS」と印を付けた箱だったのですが、AFS関連の書類の下に隠れていました。

 

そこで初めて理解できたこともあります。「開運! なんでも鑑定団」の評価基準です。焼き物でもそうですし、おもちゃも掛け軸も、どの鑑定士さんも「箱があればもっと高い」というコメントを良くなさいます。そうなのです。箱が一緒なら、スキャンスナップももっと早く見付かっていたはずなのです。箱は大事です。そのことが今回改めて、腹にストンと落ちる形で分りました。

 

そしてもう一つの発見です。もうなくなったと思って諦めていたものが出てくることが、「新たな発見」と同じ喜びを生むという事実です。英語で言えば「serendipity」がぴったりです。「思いがけない幸運に恵まれること」「探していたものとは違う予想外の発見をすること」などの意味ですが、英語として最も美しい音を持っている単語の一つだとも言われます。

 

最近は大量の名刺と付き合わなくても良い生活になっていますので、スキャンスナップをどう活用するのかについても考えて見たいと思っています。新しい楽しみがもう一つ増えました。

 


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