コンピュータの出番なのですが
「ではの神」という言葉があります。海外で生活したことのある人が、何かというと「あちらでは、あちらでは」と「では」を強調してしまうことを揶揄する言葉ですが、今回も「ではの神」のお出ましです。
健康維持のため、その中には歯も入るのですが、定期的に医師の検診を受けることは常識だと言って良いと思います。特に歯の場合には、歯垢がたまってしまうため定期的にクリーニングが必要だと聞かされて、半年おきに歯科医に行くことはいわば生活習慣になっていました。でもそれは、半年経つと自動的に体が動くといったメカニズムができたからではありません。
さてここで、「ではの神」の登場です。昔のアメリカでは、定期的な検診が必要になる一二週間前に、歯医者さんからハガキが送られてきました。メールやインターネットの前の時代ですので、ハガキなのですが、電話の場合もありました。受け取ってすぐにアポを取り検診に出かけるという段取りで、定期検診についてはあまり神経を使わなくてもきちんと受けることができていたのです。
さて、問題は日本に戻ってからです。最初は自分で歯科医を探して歯のクリーリングに出かました。ふと気が付いてカレンダーを見ると、すでに前のクリーニングから一年が経っていたことなどが良くありました。それでも「次の歯医者さんは知らせてくれるだろう」と思い続けていました。結局、「日本の歯医者さんは、定期検診の通知はしてくれない」という結論に達したのは、帰国後数年経ってからでした。同時に、「掛かり付け医」と行ったら良いであろう歯医者さんに巡り合うのには何年も掛かりました。
歯科の場合は定期的なクリーニングという形で考えることができますので、歯科医を取り上げましたが、身体全体の場合は人間ドック等を受けることが職場で決められていたりしますので、医師の側から「お知らせ」を出さなくても良いのかもしれません。でも国民健康保険の場合にはやはり自分で管理すべきことなのでしょうから、医師や病院などから定期的に通知を貰うことには意味があるような気がしています。
しかも、今はコンピュータ・インターネットの時代です。一度来院した患者さん宛に、定期的な健康診断やクリーニングのサイクルが回ってきましたよ、と通知することはできないものなのでしょうか。
全員は無理だとしても、登録制度にして希望者だけに、それも医師会等の仕事という形にして、6か月毎、アポを取るべき日の2週間前にメールを出すシステムなど簡単にできそうに思うのですが、法的規制などがあるのでしょうか。
自分で問題提起をしておいて、その反論も一緒に載せるのは気が引けるのですが、患者が診察を受けたときに、次の受診の時期をどう患者に知らせれば忘れないで、次回も来院するのかという調査が行われています。いくつかの選択肢の中で、効果的だったのは、その場で次の診察日を書いたカードを渡すことだったそうです。しかも患者本人がそのカードに日にちを記入するのが最も効果的なやり方だったとのことです。これは、定期検診とは違った状況なのですが、この方式を採用している病院は広大病院をはじめいくつもあります。
とは言え、患者の次の診察日も病院のコンピュータには入っているのですから、自動的に「リマインダー」をメールで送ってくれても良いようにも思います。「甘えるな」という声が聞こえますが、だから「無い物ねだり」なのです。
当分、ボケ防止のためにも、グーグル・カレンダーに入力し忘れないよう、自分宛の「リマインダー」を作っておきたいと思っています。
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私の掛かり付け歯科医は、希望に応じて次の検診予約を決めて診察券に記入してもらうことも可能ですし、定期検診のハガキを出すか、最近ではメールでもお願いできます。
あと幸か不幸か(いや不幸に決まっていますが)内科、呼吸器科、眼科などは日常的に入り浸っていますので、当該疾患とは関係のないことでも「年齢や状況から考えると、この検査をしておいた方が良い時期です」というアドバイスは口頭でもらっています。
ちなみに来年からは、健康診断や予防接種、スイッチOTCなども医療費控除の対象となりますので、今まで医療費控除に縁のなかった人も、気に留めておく=領収書をとっておく方が良さそうです。
投稿: 工場長 | 2016年12月22日 (木) 07時57分
「工場長」様
いつものことながら貴重な情報とアドバイス、有り難う御座います。信頼できる医師、歯科医師、薬剤師などの専門家が近くにいてくれることほど心強いことはありませんね。
来年からの医療費控除の変更についても有り難う御座います。領収書は取っておきます。
投稿: イライザ | 2016年12月22日 (木) 12時14分