今年の2月に⑦パパさんが熱い思いをアピールしたエントリーに感激しましたが、10月16日は、井上わこ盲導犬28頭目贈呈式でした。わこさんが亡くなってから5年、このプロジェクトを引き継ぎ発展させてきたのは、わこさんの妹、帯子さんが代表を務める「井上わこ盲導犬プロジェクト」です。事務局長として活躍してきたのは夫の赤崎大さん。
28頭目を贈られたのは、兵庫県在住の村岡真知子さんです。盲導犬の育成、訓練、貸与を行っているライトハウス協会からの「貸与」という形を取っているようです。盲導犬が「高齢化」して現役を退いた後も、そのケアを続ける必要もあり、私たちが通常ぼんやりと描いている以上の仕事です。一頭当りの費用もかなり高額になるため、その費用を「井上わこ盲導犬プロジェクト」がそれ負担することで、視覚障碍者が盲導犬の貸与を受けることが可能になっています。
赤崎大事務局長の手術については⑦パパさんも書かれていますが、贈呈式の開会挨拶で赤崎さんが語ってくれたのは、それに加えて63年前、興安丸で満州から日本に引き揚げたことでした。またその後、叔父叔母夫妻が親代りとして育ててくれたことでした。「この子が満州から生きて帰れたのは、世のため人のためになる使命を持っているからだ」と、村の教育長も力を入れてくれた通りの人生をその後送って来た重みを噛み締める一時でした。
井上わこさんは、2002年に第一回広島市民賞を受けていますが、その際の授賞理由の概要は次の通りです。
昭和57年に交通事故により失明するが、逆境を乗り越え、62年に歌手デビューを果たす。昭和63年に盲導犬普及活動に取り組み、平成14年までに盲導犬15頭及び盲導犬育成犬舎1棟を寄贈し続けるとともに、老人ホームや障害者施設の慰問などの訪問活動は300回を超え、持参した手編みのマフラーも15,000本に及んでいる。盲導犬寄贈目標20頭に向けて熱心に活動している。
わこさんが演歌歌手だったこと、そして帯子さんとお母さんがカラオケ・スナックを経営していたことも相俟って、「井上わこ盲導犬プロジェクト」を応援している人たちは歌好きです。懇親会では、プロ並みの喉を聞かせてくれるパフォーマンスも多くあり、大変盛り上がりました。
「山河」を歌う赤崎さん
28頭目を贈られた村岡さんも点字の歌詞を手に十八番を歌ってくれました。実は、点字の歌詞が音楽とともに流れる「点字カラオケ」も発明されています。今回はその機械の準備が間に合わなかったのですが、この発明についても機会を改めて御紹介したいと思います。
村岡さん
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コメント





掲載していただき、ありかとうごいます。
あれだけお飲みになられたのに、これだけ書かれるとは、びっくりです。
投稿: 赤崎大 | 2016年10月17日 (月) 02時32分
「赤崎」様
コメント有難う御座いました。実は、飲んでいたのはウーロン茶です。
投稿: イライザ | 2016年10月17日 (月) 11時55分
ちょっと照れくさいw
ありがとうございました。
投稿: ⑦パパ | 2016年10月17日 (月) 12時16分
「⑦パパ」様
コメント有難う御座いました。でも、井上わこさんについての文章、本当に良かったと思います。これからも、宜しくお願いします。
投稿: イライザ | 2016年10月17日 (月) 19時42分