リオオリンピック開会式で黙とうを―その2
この一週間、ブラジル被爆者平和協会からのメールが、数回にわたって届いています。5月21日に掲載した「リオオリンピック開会式でも黙とうを」のその後の様子と今後の取り組みについてです。
広島市長からの要請に対し、6月9日付でIOC事務総長から広島市長あてに、返事があったようです。その内容は「検討した結果、選手村に様々な暴力の犠牲になった方を悼む追悼の場所を設ける、閉会式で亡くなった方々に思いをはせる一時を設けることを決定した」というものだったようです。これは、広島市からブラジル被爆者平和協会に送られたメールによって伝えられた内容です。そのメールには、さらに「皆様のご協力がこのIOCからの返事につながったのだと思います。」とも書かれています。つまり広島市としての要請は、これで終わりということのようです。しかし、この内容では、ブラジル被爆者平和協会の人たちの思いを実現したことにはならないのです。
ですから、「広島の原爆投下時刻とまさに偶然一致したリオオリンピック開会式での黙とう」を実現させるため、広島市に協力を要請していたブラジル被爆者平和協会やその他の団体は、IOCのこの回答では、納得できないと、独自に以下の「究極の偶然」というアピールを全世界に送り、賛同をお願いすることになりました。長いのですが、全文引用します。
究極の偶然
´´リオ オリンピック一分間の黙祷``
南米は 核兵器を所持しない大陸である。その南米大陸で初めて開催されるリオのオリンピック開会時刻は8月5日午後8時。
地球の真反対に位置する日本、広島では その同じ時刻 8月6日朝8時、71年前に人類初めて炸裂した原子爆弾被害者供養の式典が行われる。
世界が注目するオリンピック開会式の午後 8時15分に 広島の世界平和を永遠に願う1分間の黙祷を共有する事は スポーツを通じて 国境を越えた世界平和維持を掲げるオリンピック精神に共鳴すると考える。
この究極な偶然に 広島、長崎被爆者の世界平和願望を重ね 世界に7000人以上の平和市長参加を誇る
世界平和首長会議会長の松井一實広島市長は インターナシオナルオリンピック委員会会長、及び開催都市、リオデジャネイロ市長宛に オリンピック開会式にて 1分間の黙祷を提案している。次期オリンピック開催国日本、世界で唯一原爆の被害を受けた日本 からの提案である。
全世界の核被害者、戦争戦闘被害者を弔い 核の無い、テロの無い平和への祈りを全世界へ発信したい!
我々は 団体、個人を問わず この提案に賛同を呼び掛ける。
共鳴者は 直接IOCに `´リオ オリンピック一分間の黙祷´´ 又は ´´ A minute of Silence at Olympic Rio´´ と、賛同の声を下記のメール、FAX、郵便の何れかで送って下さい!
世界から 平和への大きなうねりを インターナシオナルオリンピック委員会会長トーマス バッハ氏に届けよう!
宛名は......... Mr.
Thomas Bach
President of International Olympic Committee E-Mail.............. pressoffice@olympic.org
Fax.................. 41 21 621 6216
Mail address....Chateau de Vidy,1007. Lausanne, Switzerland.
提案団体
Coalizão por um Brasil
Livre do Nuclear(xonuclear@uol.com.br)(ブラジル反原発運動団体)
Associação Hibakusha
Brasil pela Paz(hibakushabrasil@gmail.com)(ブラジル被爆者平和協会)
以上が、ブラジルからの呼びかけです。
ブラジル被爆者平和協会からのメールでは、「わずか一週間の呼びかけですが、世界からたくさんの賛同を得て、手ごたえを感じています」という嬉しい情報が届いています。
もし賛同いただける方は、何らかの行動を起こしてください。リオオリンピック開会式での黙とうを実現させるために。
[お願い]
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