ヒロシマの心を世界に [春宵十話]

核のない平和な未来を創るために

ポツダム市「ヒロシマ・ナガサキ広場」の桜

ポツダム市ヒロシマナガサキ広場」の桜を植樹した人を知りませんか

 

ドイツ・ポツダム市には、「ヒロシマナガサキ広場」があります。ここには、原爆の犠牲となった広島、長崎の人々を追悼し、核兵器のない世界を祈念する記念碑があります。この記念碑が建立された経緯は、次回少し詳しく報告したいと思います。

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今ここでちょっと厄介な問題が起きています。

 事の起こりは、昨年の6月、第九を唄うツアー旅行で日本から現地を訪れた合唱団のグループが、記念にということだと思うのですが、桜の木を植樹したのです。

 

 

そこで二つの問題が、起きてしまいました。

 一番の問題は、植樹した場所が、余りにも「記念碑」に近すぎることです。

 

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事前にこの記念碑の設置に努力した人たちに、何の説明もないままに進んだ様です。

 

この人たちも、植樹すること自体に反対されているわけではありませんが、記念碑の景観にそぐわない場所への植樹に異論が出るのは当然です。私もちょっと無神経のように思います。




もう一つは、植えられた桜の木の種類です。私たちの多くが桜といえば、ソメイヨシノを想像しますが、この木はちょっと違うようです。

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この問題は、「記念碑」をデザインし自らノルウェーから石を運んび作成された石の彫刻家藤原信さんが、強く指摘されていることです。藤原さんは、ノルウェー在住ですが、ドイツなどヨーロッパ各地で石の彫刻づくりを進めたおられます。先日日本に帰国された時お会いしたのですが、その時にも「これはどう見ても桜じゃないですよね。やっぱり桜はソメイヨシノでなければ」と強い口調で言っておられました。最近のメールでも、「ソメイヨシノに見識を持った植木屋さんがあるという事で協力を申し出てくれています。ポツダムでは是非ソメイヨシノにこだわりたく思います」とその思いを伝えておられます。

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いずれの問題も、場所を移し、新しいソメイヨシノに植え替えれば済む話です。

 

 

でもここで厄介なのは、ポツダム市の担当者から言われているようですが、「当事者の了解を得てほしい」ということです。

 

「記念碑設置」の活動を中心的に支えてきたベルリン在住の福本榮雄さんもいろいろと手を尽くして調べられた様ですが、何せツアー旅行で訪れた合唱団ですので、まだたどり着けていません。

 

 

どなたか、どんな情報でもよいのですが、ご存知でしたら教えてください。

 多くの人たちの思いがこもった「ヒロシマナガサキ広場」が、元の姿を取り戻せるように。

 

 

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